木村沙織、今季で引退!!ありがとう!ミラクルサオリン!!
まぁ、時代は流れてるんだなぁ~って思うのが、こういう事ですよね。
初めて日本代表になった頃から見てたから、この人の苦労も一緒に見てきた感じあるけど、私ただテレビの前で見てただけだったw
あ、すいません、こんな事があったんですよ↓↓↓
いやぁ、ついにこの時が来てしまいましたねぇ~。
木村沙織選手が初めて日本代表になったのが、高校生の時、17歳でした。
当時のバレーボール日本代表は高橋みゆき選手や竹下佳江選手もいて、その時代がホントに好きだったんですよねぇ~。
高橋選手は絶対的なエースで、背の高い海外選手を相手にする時は、ブロックアウトを狙って、わざと上に向かってアタックするという、なんとも奇抜な戦法をしていました。
「世界最小最強セッター」と呼ばれた竹下選手は、159cmとバレーボール選手としてはとても小さい体で、ずっと日本代表を支えていました。
竹下選手は、代表入りした当時、試合に負けると「あんなに小さい選手を入れるからだ」と周りから相当叩かれたそうです。
しかし、その悔しさをバネにそこからの快進撃がすごい!
どんなに体制が悪くなっても、2打目は必ず自分が打つ!という決意を胸に、必死にボールを追いかけ、本当にとるのが精いっぱいのボールでもセッターとして、「トス」としてのボールを返す!
そして、その苦しい体制からのボールを渡されるのは、高橋みゆき選手でした。
少しブレていたとしても、高橋みゆき選手なら決めてくれる!そういった信頼感からの連携プレーでアタックが決まった時は、テレビの前で本当に興奮しました!!
そんな中ですよ・・・
「ミラクルサオリン」と呼ばれるほど、若くして多彩な才能を見せてくれたのが木村沙織選手でした。
高橋みゆき選手が大活躍している中、やはりエースというのは他の国から研究されまくり、弱点を狙われまくるのです。そんなピンチの時に活躍するのが木村選手!
どこからでもアタックを打ってくるんですよねぇ~。
さらに、何がミラクルかって、彼女はとても器用というかア、持っているのはタッカーの才能だけでは無かったんです。
竹下選手の小ささをカバーするために、竹下選手が前にくるターンの時は竹下選手は控えの身長の高い選手と交代します。
しかし、そうするとセッターが不在の状態になってしまいます。その時に活躍するのが木村沙織選手!
竹下選手が戻るまで、木村選手がセッターをやっていたのです。
一時期は、竹下選手の後任セッターになるのでは、と言われるほど、セッターとしての才能もあったのでしょう。
ただその後、アタッカーとして絶対エースとして成長していった木村選手ですが、やはりエースの宿命として、対戦相手からの執拗なまでの弱点攻撃をされていきます。
サーブをとるのが苦手だという事がバレてしまい、サーブの時はとことん木村選手めがけて打ってくるんです。しかも、その時に体制を崩してしまうので、アタックも出来なかったり・・・
本当にあの時期は、見ているこちらも力が入りました。
ただ、弱点はもちろんそのままにしません!本人もサーブを受ける練習をしたり、リベロの人がカバーに入るなど、対策を練ったりしていました。
そして、海外のチームに入って、さらなる技術も学んでいき、真のエースとなって帰ってきたんです!
そして、初めてのオリンピック、アテネから、北京、ロンドン、リオデジャネイロと
4大会連続代表入りをしたのです!!!
4大会連続代表入り!!!!
もう、ここだけで分かりますよね。バレーボール女子日本代表にとって、木村沙織選手は欠かせない人でした。
しかし、そんな木村沙織選手、今季を持って引退・・・
寂しいわぁ~~~~!!!
テレビの前でどれだけ「きむ~らさおり!!」(木村選手への定番の掛け声)って言ったと思ってるのさぁ~
まぁ、4大会もオリンピック出てるんだから、十分っちゃあ十分なんですけどね。
まだまだ見ていたかったなぁ~という思いはありますよね。
でもまだ30歳なんですよね。ホント、アスリートって若い時が勝負の競技が多いですよねぇ~。
いやでも、今まであんなに楽しませてくれて、頑張ってる姿を見せてくれて、元気をくれた事に、本当に感謝です!!!
次なるスター選手誕生を心待ちにして、これからもバレーボール女子を応援していきたいと思います!!
んじゃまたぁ~